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【放置で健康リスク?!】雨漏り異臭の今すぐ知るべき3つの対策

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最近、部屋の中にイヤな臭いが漂ってきた。でも、どこから臭っているのか分からない…。それ、もしかしたら「雨漏り」が原因かもしれません。

「換気しても消えない」「芳香剤を置いてもごまかせない」。そんな経験をした人は少なくありません。

ハカセ

実は「雨漏り」が原因で、室内が異臭を放つケースが増えているんです

この記事では、「雨漏りで異臭が発生する原因」と「臭いを消す具体的な方法」を、わかりやすく解説します。

雨漏りの実例や、修理を通じて異臭が解消された事例、プロのアドバイスも交えて、確実な対策をお伝えします。

りく

まずは「どんなにおいか」「いつからか」「どこからか」をチェックし、早めに対処しよう

「なんとなく臭う…」を放っておくと、家が傷むだけでなく健康にも悪影響が。この記事で、原因から対処法まで一気に解決できます!

目次

雨漏りで異臭?「においの正体」を知ろう

雨漏りで発生する異臭の原因は、大きく分けて「カビ」「腐敗」「湿気による建材の劣化」の3つです。

屋根や壁から水がしみ込むと、普段は乾燥している断熱材や木材、壁紙の裏側などが湿ってしまいます。そこに湿気がこもると、カビが繁殖しやすくなり、異臭が発生します。また、長期間湿った状態が続くと、断熱材や木の下地が腐って有機的な腐敗臭を放つようになります。

ハカセ

さらに、ホコリや虫の死骸などが混ざると、その臭いはさらに複雑で強烈になります

たとえば、2階の天井からポタポタ水が落ちていたケースでは、天井裏のグラスウール(断熱材)が水を吸って、カビ臭とともに「ぬれたダンボールのような臭い」が漂っていました。

りく

別のケースでは、壁の中の木材が黒カビで真っ黒になっており、梅雨の時期にだけ「湿った土のような臭い」がするという相談もありました

さらに怖いのは、こうした臭いに慣れてしまうこと。毎日その中で過ごしていると、人間の嗅覚は順応し、徐々に「異臭」に気づけなくなってしまいます。来客や家族が「なんか臭うね…」と指摘して初めて気づくケースもあります。

異臭のタイプ別に見ると、以下のような特徴があります。

  • カビ臭:お風呂場のカビに似たにおい。じめじめ、ツンとする臭い。
  • 腐敗臭:古い冷蔵庫のような、ムワッとした不快なにおい。
  • 湿気臭:ダンボールが濡れたときのようなにおい。
  • 混合臭:これらが混ざった、説明しづらい重たいにおい。

部屋の中で感じる「なんとなく臭い」は、雨漏りによって発生したカビや腐敗が原因かもしれません。早期に原因を突き止めることが、家を守り、健康を守る第一歩です。

りく

次はその異臭の確認方法と、雨漏りの有無を見極めるポイントを解説します

異臭の確認方法と雨漏りの有無をチェックする手順

異臭の正体を突き止めるには、「においの種類」「においの場所」「においの発生時期」を調べ、あわせて雨漏りのサインをチェックすることが大切です。

ハカセ

においの原因が雨漏りかどうかを見極めるには、ただ鼻で感じるだけでなく、場所や時期、そして部屋の状態をよく観察する必要があります

雨漏りが原因であれば、においの発生は「雨が降ったあと」や「梅雨・台風の時期」に集中していることが多く、そのタイミングや場所に共通点が見えてきます。

さらに、異臭の場所と雨の通り道は一致していることが多いため、天井や壁、床などに「雨染み」や「ふくらみ」「色の変化」がある場合には、雨漏りの可能性がグッと高まります。

りく

では実際に、どのように確認していけばいいのか?順番に説明していくよ

① においの種類をメモしよう

まず最初にするべきことは、「どんなにおいか」を自分の言葉で記録することです。以下のようなチェック項目を参考にしてみてください。

  • カビのようなにおい(お風呂場みたいなツンとしたにおい)
  • 古い冷蔵庫みたいなムッとしたにおい
  • ダンボールや木が濡れたときのにおい
  • 説明できないけど重たい感じのにおい

記録することで、あとでプロに相談するときや家族と共有するときにとても役立ちます。

② においの「発生場所」を特定しよう

次に、「どこでにおうか?」を探します。天井・壁・床・押し入れ・クローゼット・窓のまわり・エアコンの近くなど、部屋の中を歩き回りながら「鼻」を頼りに調査してみましょう。

コツは、「においが強いポイント」を探すこと。

ハカセ

においが強い場所の近くに、雨漏りの発生源がある可能性が高いです

③ においがする「タイミング」を観察しよう

においがいつ発生するのかをメモしておきましょう。

  • 雨が降ったあとだけ臭う
  • 湿気が多い日だけ臭う
  • 晴れの日でもにおう
  • 夜になると強くなる

雨の日や台風のあとにだけ強くなるなら、雨漏りが濃厚です。

りく

逆に、いつでも臭うようなら別の原因(下水・ペット・換気不足など)も考えられます

④ 雨漏りのサインを探そう

異臭と同時に以下のような「雨漏りのサイン」がないかも確認してみましょう。

  • 天井や壁にシミがある(特に丸く広がっていたら要注意)
  • 壁紙がふくらんでいる、はがれている
  • 床やカーペットが湿っている
  • 天井からポタポタ音がする(雨の日に注意)
  • 屋根裏からカビ臭がする
  • 押し入れがカビ臭い

これらのサインが1つでも当てはまったら、雨漏りの可能性がかなり高くなります。

⑤ 懐中電灯やスマホライトで壁や天井を照らしてみる

明るい光を当てることで、シミやふくらみなどを見つけやすくなります。

ハカセ

壁紙の模様がにじんでいたり、光の当たり方でポコッとしたふくらみが見えるなら、そこが水を含んでいるかもしれません

⑥ 屋根裏や天井裏をのぞいてみよう(できれば)

もし点検口があるなら、懐中電灯を使って屋根裏の中をのぞいてみてください。以下のような状態があれば、要注意です。

  • 木材が黒っぽくカビている
  • 断熱材が湿っている、ヘタっている
  • 水たまりの跡(染み)がある

ただし、安全第一。

りく

無理して上がらず、できない場合は専門業者にお願いするのがおすすめです

⑦ スマホで写真を撮って記録しよう

においの記録だけでなく、見つけたシミやふくらみなどはスマホで撮っておきましょう。これがあとでプロに相談する際の「証拠」になります。

ハカセ

異臭を感じたときは、「においの種類・場所・タイミング」をよく観察し、雨漏りのサインを一つひとつ確認することで、原因の特定に近づけます

「においがするけど、どこか分からない」とあきらめず、小さなヒントを見逃さないことがポイントです。

異臭の確認方法と雨漏りの有無をチェックする手順

異臭の原因を特定し、雨漏りかどうかを見極めるには、「においの種類」と「発生場所・時間帯」を観察し、目視や触感で雨漏りの痕跡を探すことが重要です。

りく

雨漏りが原因で発生する異臭は、家の中でも特定の場所や時間帯にだけ強くなる傾向があります

また、雨漏りによる湿気やカビは目に見えない場所に潜んでいることが多いため、「におい」が数少ない手がかりとなります。そのため、五感をフル活用して、原因箇所を特定していくことがカギになります。

以下のようなステップで確認していきましょう。

ステップ1:異臭の「場所」と「タイミング」を記録する

まず、「どこで」「いつ」異臭が強くなるかを観察します。チェックポイントは以下の通り:

  • 場所の特定
    • 天井付近:2階の天井や壁際
    • 壁際:家具の裏やクロスのつなぎ目
    • 床下:畳の裏やフローリングのすき間
    • クローゼットや押入れ:空気がこもりやすい場所
  • タイミングの特定
    • 雨の日や梅雨時期:雨が降っている最中や直後に強くなるにおい
    • 湿度が高い日:ジメジメした日に発生しやすい
    • 暖房・冷房を入れた直後:空気の流れでにおいが立ち上る

「雨の日だけ臭う気がする」「部屋を閉め切っているときに臭う」など、細かな違いが判断材料になります。メモしておくとプロに相談するときにも役立ちます。

ステップ2:目視と触感で「雨染み」や「カビ」を探す

次に、部屋の中をゆっくり見回してみましょう。異変に気づくポイントは以下のとおりです。

  • 天井や壁紙にシミがないか?
     → 茶色や黄色っぽい染みが出ている場合、水がまわっている可能性大。
  • 壁紙が浮いていないか?
     → 湿気でノリがはがれかけているサインです。
  • 床がふかふかしていないか?
     → 下地の木材が湿って劣化している恐れあり。
  • カビの黒ずみがないか?
     → 黒カビは特に臭いの原因になります。壁の隅、窓枠、押入れの中などをチェック。
  • 壁や天井を手で触って冷たく湿っていないか?
     → 内部に水がたまっていると、外側からでも冷たさや湿り気を感じることがあります。

ステップ3:雨の日に実験してみよう

もっと確実に調べたいときは、実際に雨が降っている日に部屋を確認してみましょう。

りく

以下のような「雨の日チェックポイント」を活用してください

  • 雨の降り始め、途中、止んだあとでにおいが変化するか?
  • 雨音がどこからかポタポタ聞こえないか?
  • サッシの下や天井付近から水滴が出ていないか?
  • エアコンの近くでカビ臭が強くならないか?

特にマンションの角部屋や、屋根の近い部屋(最上階など)は、雨漏りのリスクが高いので入念に観察を。

ステップ4:においの種類でおおよその原因を推測

前のセクションでも紹介した通り、においの種類で原因を予測できます。

においの種類原因の可能性
カビ臭湿気、断熱材や木材のカビ
腐敗臭建材や虫の死骸の腐敗
濡れたダンボール臭グラスウールなど断熱材の吸湿
甘酸っぱい臭い雨水に含まれる有機物の腐敗

このように、「におい」を手がかりにすれば、専門業者に頼る前にある程度の自己判断が可能になります。

異臭の発生源を正確に突き止めるには、「五感」と「記録」が重要です。原因をあやふやにしたままだと、修理も掃除も効果が出にくくなります。

ハカセ

次は、この雨漏り由来の異臭を「どう消すか」、実践的な対処法を紹介します。

異臭の確認方法と雨漏りの有無をチェックする手順

異臭の原因が雨漏りかどうかを見極めるには、「においの特徴」「発生するタイミング」「室内の変化」の3つをチェックすることが大切です。

雨漏りによる異臭は、他の生活臭と区別がつきにくく、自分では気づきにくいことが多いです。特にカビや腐敗のにおいは、冷蔵庫の裏や靴箱の奥などにも存在するため、雨漏りが原因かどうかを特定するには、においの出所や、発生時期との関連を見極める必要があります。

以下に、チェックすべきポイントをわかりやすくステップで紹介します。

① においの特徴をメモする

異臭が「どんなにおい」かをできるだけ具体的に記録しましょう。

  • ツンとするカビのようなにおい?
  • ムワッとする腐ったようなにおい?
  • 雨の日にだけ強くなる?
  • 特定の部屋だけ?
ハカセ

たとえば、梅雨の日だけリビングが「すっぱいにおいがする」場合、壁の中のカビが原因の可能性があります

② 発生したタイミングを振り返る

異臭が出始めたのが「いつからか」を思い出してみましょう。

  • 台風や大雨のあとに始まった?
  • 季節の変わり目?
  • 雨の日だけ?

これにより、「雨との関係性」を見極めるヒントになります。

③ においの出どころを探す

部屋の中を、以下の順番でチェックしてみてください。

  1. 天井や壁
     → シミ、膨らみ、変色、クロスのめくれなどがないか?
  2. 押し入れやクローゼットの奥
     → 湿気っぽさやカビ臭がしないか?
  3. 窓枠やサッシまわり
     → 水のしずくやカビ、結露のあとが残っていないか?
  4. 床下(床鳴り・沈み込み)
     → 歩くとフワフワする部分はないか?

※ 懐中電灯とスマホのカメラで撮影しながら行うと、異常が見つけやすくなります。

④ 実際に雨の日に再チェック

晴れの日では分からなかった異常が、雨の日になると現れることがあります。

  • 雨が降ってきたら、臭いが強くなるか?
  • 天井や壁に変化はあるか?
  • 「ポタッ」という水音はしないか?

家の中で「雨音以外の水の音」がしたら、要注意です!

⑤ 外から家を見てみる

雨漏りは、屋内だけでなく外側の劣化からも起こります。

  • 屋根の瓦がズレていないか?
  • 外壁にヒビや割れ目がないか?
  • 雨どいが詰まっていないか?

※ 無理に屋根に上るのは危険なので、双眼鏡やスマホのズーム機能で確認しましょう。

⑥ プロに相談する前の「応急チェック法」

以下のような道具があると便利です。

  • 湿度計:異常に湿気が高い部屋は要注意
  • ブラックライト:カビの発生箇所が光ることも
  • においチェッカー:市販の空気センサーで異常検知ができることも

異臭の原因が雨漏りかどうかを判断するには、「においの種類」「雨との関係」「室内の変化」を観察し、五感と記録を使って見極めましょう。

まとめ

「なんか部屋が臭う…」そんなとき、実は雨漏りが原因になっていることがあります。放っておくと、カビが生えたり、建物の中の木が腐ったりして、においがどんどん強くなるだけでなく、アレルギーや体調不良の原因にもなってしまいます。

しかも、毎日そのにおいの中で生活していると、自分では気づきにくくなりがちです。この記事では、雨漏りが原因で起こる異臭の正体と、その対策方法を3つにまとめてわかりやすく紹介しています。においの元を見つけるコツや、どこをチェックすればいいのか、プロのアドバイスも取り入れて解説しています。

「たかがにおい」と思っていると、家も体もボロボロに…。気づいた今こそ、すぐに動き出すタイミングです!

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